いつもブログを読んでくれてありがとうございます。web担当の岩下です。
今回は、なぜ足がつってしまうのか?質問がありましたので、足がつるをテーマでお話したいと思います。
ではなぜ足がつるのか?
色々な原因があると言われています。
そのメカニズムはまだよくハッキリとはわかっていないみたいです。
病気などの直接的な原因がない場合なのですが、
有力な原因の一つに『電解質異常』があります。
電解質とは、主にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど血液中にあるミネラルイオンの事です。
これらのミネラルは、神経や筋肉の動きを調整しています。
なんらかの原因でバランスが崩れると、筋肉の痙攣が起こるのではないかと推測されています。
なんらかの原因を話していきますね。
1、筋肉疲労。
筋肉を使うと、カルシウムやナトリウムなどのミネラルが消費されます。ミネラル不足になります。筋肉疲労により足がつりやすくなります。
2、血流不足
当院で、足がつると訴える方に共通するのは、全身体の筋肉が硬いで方で、筋肉の収縮性が失われている方に多いです。足がつりやすくなります。
足の冷え、むくみなどにより血流がさらに悪くなります。
血行不良から、ミネラルやビタミンなどの栄養素の補給もうまくいかなくなります。
やはり筋肉痙攣を起こしやすくなります。
身体がほぐれているる状態に戻ると
『もうつらなくなったなぁ~』
『最近そう言えばつらなくなったなぁ~』
という声をよく耳にします。
血流の流れが上昇し、ミネラルやビタミンなどの栄養分の補給がうまく行き届いているんですね。
他にも血流不足で考えられる事は
加齢に伴う足の筋肉量の減少や、動脈硬化による血行不良などが考えられています。
筋肉量が減少すると下半身の血流の流れが低下します。やはりミネラルやビタミンなどの栄養分の補給もうまくいかなくなります。
3、水分不足
水分をあまり普段とっていない方。
汗をかかないからと言って水分補給をしない方がいます。運動しなくても発汗はしています。
呼吸をするだけで体の水分は減っているんです。
さらに汗をかくと、汗と一緒にミネラルも排出されやすいので、気づかないうちにミネラルバランスが乱れてしまっている事が多いのです。水分不足も原因で足がつりやすくなります。
4、栄養素不足
偏った食事により、ビタミン、ミネラルが不足する場合もあります。カロリーは足りているのに、体に必要な栄養素が足りていないのが現代人の特徴です。これも筋肉痙攣を起こしやすくなります。
上記で話した以外に、
病気が原因で足がつる症状がみられることもあります。とくに糖尿病では足がつる症状が少なくはありません。まだ明確な因果関係は分かってはいませんが、血糖値が高い状態が続いた結果、電解質のバランスが乱れることが原因だと考えられています。
その他の病気が原因として
腎疾患
脳梗塞
脊柱管狭窄症
閉塞性動脈硬化
椎間板ヘルニア
などが知られています。
足がつる症状を慢性化させない為には、
まず自分にあった方法を試して予防する事が大切です。
1、筋肉を柔らかい状態に維持するためにメンテナンスをしておく事。お風呂に入りながらマッサージをしたり、寝る前にストレッチをして筋肉をゆるたりする事。
2、水分補給はこまめにするように心がける事。
3、ミネラルが不足しないように、バランスのよい食事を心がけ、運動後や疲れた時は特にビタミン、ミネラルの補給を心がける事。
こんな感じになります。筋肉量を下げない為にも筋肉をつけるように運動もいいと思います。
はい、みなさん自分にあった方法みつかりましたか?
寝ている時足がつるような方は色々試してみてください。こんな感じで話してみました。
本日もブログを読んで頂きありがとうございました。