■不安から得られるもの■
ギャロップ社が行った世界規模の調査ではストレスを感じた自己採点でストレスを感じた人が多い国ほど、幸福度や満足度が高く、GDPと平均寿命も高いという結果がでました。
これは「やりがい」があるかないかの違いです。
人はやりがいを求めて何かにチャレンジしたり、自分の可能性に挑戦している時は必ずストレスを感じるものです。
ストレスと言うものは二面性があります。=「ストレスパラドックス」
「皆さんは最近強烈なストレスを感じましたか?」
この質問に対してyesと答えた人は、向こう1年間の死亡率が43%も高まると言う事が分かっています。
これだけを聞くと、ストレスは体に悪い。と考えてしまいますが、実際は
「ストレスを感じていて、そのストレスが自分の体に害を及ぼすだろう」と思っている人は43%も死亡率が高まっていました。
ストレスを感じていたとしても、そのストレスが自分の力になるとか成長に繋がると考えていた人はストレスの害がなく、免疫が高まり、脳は成長し寿命が長くなったいた。ということです。
ストレスに対する考え方でこんなにも大きな違いが生じると言うことです。
さらには分泌されているストレスホルモンの種類まで違いました。
ストレスが体に悪いと思っている人はコルチゾールが分泌されていました。
ストレスが自分の成長の為に乗り越える試練だと考えている人は、私達の脳を成長させてくれて免疫力を向上させてくれるデヒドロエピアンドロステロンが分泌されていました。これはアンチエイジングの効果もあり何歳になっても挑戦し続けてたり、新しい経験を求める人達が多い物質でもあります。
不安と言う感情は、とても重要なものです。
この不安と言うネガティブな感情は、ただそのままにしておくのではなく、自分の強さに変えて行く事が出来れば、むしろ、ストレスを乗り越えて成長するためのバネに変える事が出来るようになります。ストレスは利用法として成長促進剤にもなるという事です。
ストレスに関する研究で1000人以上を10年を追跡調査して分かった事ですが、
世の中は、ストレスが極力ない方は良い。ストレスを避ける事が大事と考えられていますが、ストレスを避ける人ほど鬱になるという研究結果も出ているみたいです。
それでは良くないのでネガティブな部分だけ軽減しましょう。
Mentalist DaiGo Blog 引用