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肩こりの話-1 肩揉むだけでは凝りが取れない理由は?

整体院-team-蒼web担当の岩下です。
腰痛の話ばかりでしたので、今回から肩こりについて話していきたいと思います。少しでもお悩み改善出来ればと思い今日も書いていきます。笑

この肩こり結構酷い方ですと、頭痛や吐き気があります。湿布貼ったり、肩を揉んだり、みなさん色々な対策をしています。でもなかなか改善されない事が多いです。
それはなぜか?
肩には原因がほとんどないからなんです。

肩こりを改善する為には姿勢が重要になっていきます。最近ではスマホの使い過ぎであったり、デスクワークだったり。。
長時間同じ姿勢でいると、巻き肩や猫背になっていたりします。

巻き肩や猫背になると、肩甲骨は外側へ開いていくような形になります。
下の図。

肩甲骨が外へ開くような型になるので、肩甲骨の内側の筋肉は外側へ引っ張られ硬くなり、
下の図。 

周りの筋肉も引っ張ります。結果僧帽筋の上部繊維も引っ張られて肩が辛くなるのです。
下の図。

肩回りの筋肉が引っ張られてパンパンになってのに、そこをいくら揉んでもダメですよね? 
その場しのぎにしかなりません。
肩甲骨を本来の位置に戻すことが重要になります。

肩甲骨を本来の位置に戻さないといけないのですが、
もう一つ見ていかないといけない部位があります。
それは?
骨盤です。
はい、骨盤も重要なんです。
2回言いました。笑

前回腰痛のお話でもお伝えしているように、
骨盤が前傾し反り腰になれば、腰回りや背中の周り筋肉が緊張します。ずっと酷使している状態になります。そうすると肩回りや肩甲骨周りも硬くなっていき、血行が悪くなる為、痛みの原因になってきます。

骨盤が後傾すれば猫背になります。肩は巻き肩になり、肩甲骨は外側へ開いていき、肩こりの原因にもなります。
同じく逆な事も言えて、猫背になると骨盤が後傾していくんです。
下の図。

このように肩甲骨と骨盤は深い関係があります。

この肩甲骨と骨盤が本来あるべき位置に戻すことができれば、周囲の筋肉への負担が軽減し、筋肉の緊張を解き、肩こりや腰痛が改善されていきます。

みなさんイメージ出来ましたか?
うまく伝わっているかな?(笑)少し心配です。

今回は肩こりは姿勢を見なければいけない理由についてお話しました。
次回は姿勢以外にどこの筋肉に着目すればいいのかを具体的にお話しできたらいいいなと思います。

本日もブログを読んでいただきありがとうございました。