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肩こり(首こり)のお話-6 後頭下筋群2

いつもブログを読んでありがとうございます。
整体院-team-蒼web担当岩下です。

前回の続きからお話をしたいと思います。
今日も少しでもお悩み改善出来ればと思い、
1000文字の壁に向かって話していこうと思います。

首の骨(頚椎:けいつい)と後頭下筋群についての話を少し話ます。

背骨(頚椎:けいつい、胸椎:きょうつい、腰椎:ようつい)は合計24個あり通常、骨と骨の間に椎間板(椎間板)というクッションがあります。

首の骨(頚椎:けいつい)は、上から頚椎の1番、2番、3番...7番と7つありますが、
(次からの表示、C1、C2、C3...C7と略します)
C1とC2の間に椎間板がありません。
下の図。

このC1とC2は首を自由に動かせるような特別な形をしていており、C1とC2の間に椎間板がないのが特徴です。椎間板がないので、椎間板による回旋制限がないんです。骨と骨との間に椎間板があると骨自体はあまり動かないような構造になってます。

C1とC2の間には椎間板がないので、他の背骨と比べるとかなり大きいくいろんな方向へ首が動ける構造になっています。
そのかわりに、
後頭下筋群がC 1とC2にピタっとくっつくような形状になっており首動きを後頭下筋群で安定させています。
下の図。

長時間のデスクワークやスマホの見過ぎとかで、頭が前に出てしまっているような姿勢だと、
ここの姿勢を保つ為に後頭下筋肉群が酷使していきます。
そして過緊張により硬くなります。

頭が前に出ているような姿勢でパソコン・スマホ作業をすると後頭下筋群は酷使しやすい状態になり、
そこでさらに、目も酷使してしまうと眼精疲労となり、後頭下筋群をさらに硬く、硬くしてしまう結果となります。
デスクワークの方が首こりや、目の不調、肩こり、頭痛の悩みが多いのはこんな原因からなんです。
ストレートネックになってしまう要因にも繋ります。

ではどうするばいいか?なのですが、
日々の首のストレッチや首にS字をつける事、
後頭下筋群をリリースする事が重要になってきます。

以前にも話しましたが、腰と首の繋がりも深い事をお伝えしました。

動き始めの腰の痛みがある場合は、この後頭下筋群が影響している事もあります。

体は繋がっています。痛みの出ている場所以外に全体的に見ていかないといけません。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。