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肩こり(首こり)の話-7 腕からくる肩こり

いつもブログを読んでくれてありがとうございます。web担当の岩下です。
今日もお悩みの手助けになればと思いブログを書いています。今回お話するのは、腕からくる肩こりの話です。

腕を酷使しすぎると、掌にある筋肉や、腕の筋肉が硬くなる事で、結果肩こりの原因になっている事があります。

腕といっても人によっては、生活環境や仕事の内容とかで、腕の凝り方の部位が違ってきます。

まず原因となる腕の筋肉を見つけて筋肉をリリースする事が大事になります。

下の図。

腕の筋肉が硬くなり柔軟性がなくなる事で、背中の筋肉(僧帽筋、大円筋:だいえんきん)などが腕の方へ引っ張られます。肩甲骨は正常な位置を維持できなくなり、
肩甲骨が外側下方に引っ張られます。
肩甲骨が動く事で、肩甲骨周辺の筋肉も引っ張らます。

例えば、首と肩甲骨をつないでいる肩甲挙筋(けんこうきょきん)。
下の図。

ここが硬くなると、首や、
肩甲骨の上角が辛いという方が多いです。
下の図。

肩甲挙筋が引っ張られる事でまた肩甲挙筋も硬くなるなり、
肩甲挙筋が付着している、頚椎1番、2番の可動性が悪くなり、以前お話した後頭下筋群(こうとうかきんぐん)も硬くなってしまいます。
下の図。

こうして、腕から肩、首に波及していきます。

なんとなくイメージ出来ましたか?笑

今回は腕が原因になる肩こりの話をお伝えしました。
腕のどういった筋肉が原因になりやすいか、別のブログでお話できればと思います。

肩や首痛いからといってその痛い部位を揉んでも、その場しのぎにしかなりません。
腕に原因があるケースは意外と多いです。

腕がだるい、重く感じる。背中も辛いし、肩こりもある。そんな方は腕が原因で肩こりをしている場合があります。
当院で一緒に肩こり原因を見つけてみませんか?来院お待ちしております。
本日もブログを読んで頂きありがとうございました。