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腰痛の話-6 仰向けで寝ると腰が痛い原因は?

整体院-team-蒼web担当の岩下です。
いつもブログを見てくれてありがとうございます。今回も腰痛の話をしていきます。

仰向けの状態で寝ると腰が痛い方がいます。
そんな方は仰向けで寝る時、膝を立てると腰が楽になったり、太ももの下に枕などを置くと腰が楽になったりします。

この寝てる時の腰の辛い痛みの原因はなんなのか?
それはズバリ反り腰です。
腰が反り過ぎているのが原因です。

どうして反り腰の方は寝ている時、痛みが出るのかと言うと、
反り腰の方は骨盤が前に倒れいます。
骨盤が前傾しているので腰椎がいつもより強く反ります。腰回りや背中の筋肉がとても緊張します。筋肉をすっと酷使している状態になります。

では寝ている時、膝を立てると、なぜ腰が楽になるのか?
説明していきます。

これは、仰向けで寝ている状態で、膝を立てると骨盤が前傾の形から後ろに傾きます。
骨盤の位置が元の位置に戻るような感じになります。骨盤が真っ直ぐなってきます。骨盤が前傾しなくなるので腰椎が反り過ぎないから痛みが出なくなるんです。

ではどうして、反り腰になってしまうのか?

反り腰は色々な原因が考えられます。

からだの背面の筋肉が衰えや硬くなる事で筋肉をうまく使えず、身体全体を支えられなくなり、身体が前に倒れるような状態になります。
その結果、前に倒れないようにする為に、今度は腰が反る事によって身体全体のバランスを保とうとします。こうして反り腰を作ります。

高いハイヒールを常用して履く方も反り腰を作る原因になります。
つま先に荷重がかかりやすい状態なので、
前のめりの姿勢になる為、無意識に体を反らせてしまう為、
これも反り腰を作ってしまう原因になります。

筋肉では
お腹周りの筋肉が衰えると骨盤が前に傾いてしまいます。
(腹直筋)
下の図。

腸腰筋や大腰筋が硬くなる事でも、骨盤は前に傾き安くなります。
下の図。

太ももの前の筋肉が硬くなる事で骨盤を引っ張り、骨盤を前傾にします。
(大腿四頭筋)下の図。

このように、
反り腰と言っても色々な原因があります。
もしかして私の腰痛は反り腰が原因かなー?って思った方、
まずは、原因を見つけてみませんか?
気軽にご相談下さい。
原因を見つけたら、今度は日々反り腰にならないような対策をしていきましょう。
ご来院お待ちしております。

本日もブログを読んでいただきありがとうございます。